フジロック 2017 レポート ⑤
ついに最終日。
この日は朝から涼しい感じでまぁまぁ過ごしやすい感じだった。
大体11時くらいに会場に着くように宿を出て、この日の1発目はRon Sexsmith。
ちらっと聞いて予習しただけだったのだが、朝のグリーンステージの雰囲気に合いそうな感じがしたので見ることにした。
が、雨が降ってきた。少しテンションが下がる。
とは言いつつもライブ自体はとても爽やかで、朝一番にあった感じがした。
そんな彼のライブを25分くらい見てから、自分の中で本日のメインの1つ、Real Estateを見にホワイトへ。
彼らは今年のフジロックの中で最も見たいアクトの1つで、いつかライブを見たいと思っていたらフジに参加が決定した。
もともと日曜は行く気がそんなに無かったが、彼らの出演が決まったので行くことにしたくらい。
何と言っても彼らの夏の始まりのような爽やかな音楽が、フジにかなりマッチする。
ホワイトに着いた時から雨がぱらついていたが、終始ライブが終わるまで天気はそのままだった。
しかし、そんな雨も演出になり、全く気にならないくらい清々しいライブをしてくれた。
聞きたかったCrimeやHad To Hear、Green AisleにもちろんIt's Realもやってくれて、
最後はAll The Sameで終了。
ここまでフジの雰囲気にあったバンドってなかなかいないと思う。
本当に1日中聞いていたいような、気持ちいいライブだった。
次は単独で見たいな。また来てください!!!
そんなReal Estateを見終えてかなりいい気分になったわけだが、グリーンでは今年のグラミーにノミネートされてたLukas Grahamがまだやっていた。
着いた頃には残り15分くらいでアンコールを始めていた。
ラッキーなことに最後に大名曲7 yearsを聞けた。
ボーカルの人は終始服を脱いでいたようだが、寒くなかったのだろうか。
それにしても良い声。毎回彼を見るとKeaneのトムを思い出す(体型も似ていた)。
彼らが終わった後はグリーンで椅子を出して少し休憩。
次は楽しいこと確定のJet。モッシュピットで見ることにする。
Jetはフジに出演が決まる前はAre You Gonne Be My Girlくらいしか知らなかったのだが、
いざ聞いてみると思いの外はまってしまった。
Cold Hard Bitchからスタートし、代表曲を連発。
自分が好きなRollover DJもやってくれて良かった。
Are You Gonna Be My Girlは多分3日間で1番盛り上がる瞬間だったのではないだろうか。
僕もぐちゃぐちゃの前方に入って歌いまくった。
最後はRip It Up。
ハイライトはLook What You've Doneでは大合唱が起きていたこと。
ガレージロックで楽しいJetだが、静かなバラードも最高だ。
今年のフジでモッシュに入ったのはJetだけだったが、楽しかった。
こういうアーティストを毎年何組かは必ず呼んでほしい。
そんな楽しかったJetが終わった後はレッドのSlowdiveを見に行ったのだが、
レッドは人で溢れかえっていたのでやめた。
今年はアルバムを出したりタワレコでイベントをしたりなど色々活動をしてた影響もあってか、かなり人が詰めかけていたようだ。
因みに3年前のフジで彼らを見たのたが、その時はほぼ1曲も知らなかった。
なので今回リベンジしようと思っていたのだが、考えが甘すぎたようだ。
仕方ないのでグリーンのかなり後方で椅子に座ってることにした。
ここまでレッドのSlowdiveの音が聞こえてきたので、まぁ良しとしよう。
その次にヘヴンでSturgill Simpsonを見れればいいかなー、なんて思っていたのだが、
まさかのホワイトのレキシに入場規制がかかり、通行止め。
仕方なくそのまま座ってYukiを見ることにした。
知ってる曲はほぼゼロだが、40代半ばとは到底思えないほど若々しい。
声も見た目も衣装も全て若々しくて驚いた。
そんなYukiを見てからレキシが終わった後のホワイトへ移動。
今年のフジでかなり注目されているアクトであろうBonoboを見ることに。
最新作は全英、全米チャートでもかなりいい数字をとっており、ライブも定評があるアーティストである。
後ろの方から見ていたのだが、やはり人が多い。しかも椅子を畳まず移動してくる連中などマナーも悪い人が多かった。
ライブ自体はすごい良かったのだが、そのような人のせいであまり集中出来なかったのでグリーンに戻ることに。
そして次に見るLordeをモッシュピットで待機することに。
LordeはReal Estateと同じように今年のフジロックで最も楽しみにしていたアクトの1つ。
最新アルバムは全米1位、世界のフェスではヘッドライナークラスの彼女をブッキングできた今年のフジは凄い。
自分はフジに出演が決まってから本格的に聴き始めたのだが、最新作も1stも素晴らしいの一言に尽きる。
大体40分くらい待機していたのだが、やはり外国人が多かった。
そして登場、Tennis Courtでスタート。
今回のツアーでやる1stの曲はどの曲も好きでよかった。
しかも2曲目にはDisclosureのMagnetsを披露。
この曲は本当に好きな曲なのでイントロが流れた瞬間にキタッ!って思った。
次の曲、400 Luxは今回のツアーでやらないこともあったので聞けるか心配だったが、無事聞けてよかった。
そして次のBuzzcut Seasonは僕がLordeの中で1番好きな曲。なんと言ってもサビの盛り上がりが堪らない。
それからはHomemade DynamiteやSober、The Louvreなどの新曲を連発。かなり盛り上がっていた。
そして11曲目に遂にRoyalsを披露。すごい盛り上がってたし、歌ってる人も多かった。
そして新曲のPerfect Places、1stの名曲Teamを披露し、最後はGreen Light。
新作の先行シングルでかなり縦ノリ出来るGreen Lightを最後に持ってくるのは最高。
Royalsと同じようにみんな歌ってたし、明らかに1番盛り上がってた。
あっという間の70分だった。
ありがとうLorde!!! また日本に来てね!!!
Lordeが終わった後はレッドではThe Strypes、ホワイトではAsgeirがやっていた。
最初はAsgeirに移動しようと思っていたのだが、せっかくの機会なのでStrypesをのぞいてみることにした。
しかしまたもやレッドは満員。みる気を失ってしまったのでホワイトに移動。
ホワイトはと言うとそこまで混んではなく、Asgeirの美しい歌声と演奏がただ響いていた。
前回出た時も同じくホワイトだったのだが、その時の評判が良くて見たいと思っていたので、見れてよかった。
11月にまた来日するそうだ。行きたい。
そしてAsgeirが終わった後はヘヴンのThundercatに移動。
日本でもかなり評判になったThundercatだが、思ったより人がいなかった。
6弦ベースを使いこなす本人とキーボード、ドラムの三人編成。
45分ほどしか見れなかったのだが、アルバムは一応聞いたので知っている曲も数曲あった。
数曲、というか曲のアウトロなどでジャムをすることがほとんどなので1曲がどこまでかは正直わからなかった。
それにしてもよくあんな重そうなベースを上手く弾きこなして歌えるな、と思った。
前にインタビューでかなり練習した、と語っていたが、確かにこれは普通の人間じゃできないことだろう。
そんなThundercatに酔いしれてからは、グリーンに戻って休憩することにした。
Bjorkがステージに立っていたのだが、曲はよくわからない。ただ衣装は凄かった。
ただ最後の1曲は知っていた。この曲では花火が上がって綺麗だった。
Bjorkが終わった後はレッドに水曜日のカンパネラを見に行った。
予想はしていたのだが、レッドはパンパン。
結局25分くらい見てから宿に帰ってしまった。
そして気づいたら朝。今年のフジロックはあっさり終わってしまった。
レポートは以上ですが、次の記事で今年の反省点について書きます。