サマーソニック東京 2017 8/19 レポート
行ってきました、サマソニ。
今年のサマソニは東京の1日目しか行きませんでしたが、印象としては例年に比べて少し空いてたかな、って感じですね。
天気も去年と同じように曇り空が目立っていて、土曜は雨も降ってました。
あとマリンステージ、ガーデンステージ、レインボーステージには1度も行かなかったです。というかほぼメッセにいました。
会場に着いたのは10:30くらいで、まず最初にすることは飯を食べてフーファイのグッズを貰うこと。
フーファイのグッズってのは、ここで無料配布されるビニール袋とCDの予約か購入で貰えるタオルのことです。
フーファイは見れないけど大好きなんで、これのために11時に間に合うようにきました。
無事グッズをゲットし、最初に見たのはマウンテンステージの1番手、Sundara Karma。
あまり予習はしてなかったけど、UK色の強いロック、って感じだった。
ボーカルの人は最近の新人ではあまり見ない、Placeboのブライアンばりのメイクをしてた。
なかなか朝イチから盛り上がってて良かったと思います。
そして次にソニックでLanyを見た。
Lanyはアルバムを聴いて結構気に入ったバンドだったので楽しみにしてました。
まだ昼すぎのソニックに心地よいシンセサイザーの音がしっかり体に伝わってきて、本当に気持ちよかった。
人も結構入ってて、かなり盛り上がってるようでした。
そしてそのままお待ちかねのDeclan Mckennaを待機。
前の記事でも書いたけど、この日の中でもかなり楽しみにしてたアーティスト。
サウンドチェックの段階で本人とバンドが出てきてたんだが、
機材トラブルかなんかで開始が10分ほど遅れた。
そのせいかわからないけど最初はギターの音が極端に小さかったりしてあまり乗れずにいた。
だけど音は段々回復していき、
大好きなMake Me Your QueenやThe Kids Don't Wanna Go Homeはとても楽しかった。
そしてHumongousもやってくれて、最後はBrazil。
前の記事で書いた通り、僕と彼は同い年で誕生日も5日しか違わないんですが、全然垢抜けてなくてまだまだやんちゃな感じが凄い良かったです。
この日のマウンテンに出てたZara Larssonは僕たちと1歳しか違わないけどいい意味で大人っぽくて垢抜けてた気がします。
だけど彼はアリエルのTシャツに可愛い靴下、おまけにウィリーウォンカみたいなサングラスまでしてて、
同性の僕から見ても可愛かったです。
あとステージに降りてきてくれて、最後にハイタッチ出来ました。
ただ聞きたかったMindが聞けなかったり音のトラブルもあったので、次は単独での来日お待ちしてます。
デクランの後はマリンでチャーリーXCXを見るのもありかなと思っていましたが、直前になってキャンセルになったので
マウンテンでDua Lipaを見ました。
ほぼ知ってる曲はないのですが、少しEDMの要素も入った盛り上がりやすい曲が多い、って印象。
かなりの美人なのに暑い中汗だくになって歌ってる姿が好印象でした。
結局彼女をフルで見て、その次のZara Larssonはチラ見。
その後バスに乗りマリンに向かって、ビーチステージのHonneを見ました。
若干涼しくて若干暑いいい感じの天気になってきて、雰囲気も最高。
知ってる曲はほぼ無かったのですが、この日1番の ”サマソニ感” を感じることができました。
その後メッセでバターチキンカレーを食べてからソニックで見たのがBlood Orange。
この日の目当ての1つで、前から見てみたいアクトでした。
人は結構少なくて、左端の最前列から見ることができました。
最初発表された時は正直サマソニの雰囲気に合うのか??と思ってましたが案の定合ってなかったような気がします。
と言うかむしろこの時間のソニックステージだけが異次元にあるようなパフォーマンスで、何か不思議な感じでした。
まず思ったのがボーカルの本人が死ぬほど歌上手いってこと。
この声がコーラスの女性2人の声とかなりマッチしており、心地よい雰囲気を演出してたと思います。
それにサックス、ドラム、ベース、キーボード、コーラスと本人というシンプルなバンド構成も
1音たりとも無駄な音はなく、互いに影響しあってるのが伝わってきました。
新作からはBest to YouやAugustineをやって、最後にはE.V.Pをやってくれました。
この日これまで見た中ではベスト。また見てみたい。
そして次にマウンテンに向かうとSuchmosがやってました。
少ししか見れなかったですが、結構人が入ってたことはわかりました。
それよりも自分の気持ちは次のPhoenixへ。
前から見たかった大好きなバンドで、この日のPhoenix→Kasabianの流れは自分の中で最高だった。
新作の先行シングルJ-Boyからスタート。
正直新作はポップ過ぎてあまり響かなかったのだが、実際ライブではどの曲も楽しくて映えていたと思います。
それからLasso、Entertainmentと続いたのだけど、シンセサイザーの音が強い曲ほどメッセの音の悪さが際立ってた気がします。
彼らはいつかフジロックのホワイトで見てみたいですね。
それから定番のLisztomania、Trying to Be Coolと続いていき、新作からTi Amo。
やっぱり新作の曲は楽しいですね。
そしてArmisticeでトーマスが客の方に行って柵をよじ登り、
ステージに帰ろうとするタイミングでIf I Ever Feel Betterがきた。これにはゾクっとした。
やっぱりPhoenixといえばこの曲。ここまで洒落てるのにかっこいい曲ないですよね。
そして気づいたら1901。もうこれで終わっちゃうのかなーと思ったら、その次にまたTi Amoのリプライズ的な曲、Ti Amo Di Piuがかかりトーマスがまた客の方に行く。
柵によじ登り、いいタイミングで今度は紙吹雪がとんできた。
あんたら鳥なのか、ってくらいの演出と盛り上がりでした。
次はもっと音のいい……ところで見たいですね。
ライブ自体は最高でした。ありがとう!!!
さぁそしていよいよ次はKasabian。
真ん中のモッシュピットのかなり前の方に移動して待機。
待機中、新作のジャケットに出てるローディーのおじいさんが色々準備してました。
どうやら最前列の人に水を渡してたっぽい。
そして遂にスタート。1曲目はもちろんIll Ray。
彼らのアルバムの1曲目はBumblebeeもそうだけど確実にアガる曲が多い。今回もそうだった。
1曲目から前方は跳ねまくりで熱気が凄かったですが、続くのはUnderdog。
ギターのイントロが聞こえた瞬間震えました。もちろんこの曲も大合唱で大盛り上がり。
そして前作のアンセムEez-Ehが続き、またまた縦ノリのShoot The Runner。
Kasabianは一瞬たりとも休ませてくれない。
そして次、新作のシングルYou're in Love With a Psycho。
新作を象徴するようなギターロックソング。キャッチーだし、みんなで歌える曲なのでライブにはぴったりでした。
そしてきましたClub Foot。
イントロのベースが流れると大歓声。もちろん歌いまくります。
それから前作からTreatと続き、次は意外にもEmpireをやってくれた。
この曲は最近はあまりやってなかったのでラッキーでした。毎回やってほしいくらいの名曲なんですがね。
そして次、新作で1番好きなBless This Acid House。
個人的にはYou're in Love〜よりこの曲の方がアンセムっぽい感じもして好きで、この日1番楽しみにしていた曲でした。
新作の雰囲気にあった楽しい曲で、これからライブの定番曲になっていってほしいです。
それからStevieと続き、本編ラストはもちろんL.S.F。
この曲は彼らの中では1番好きな曲で、聞けることを本当に楽しみにしていました。
サビの大合唱の瞬間は今後忘れることがないだろうってくらい感動しました。
L.S.Fの合唱がオーディエンスの中で続いたまま、Comeback Kidのイントロが流れアンコールスタート。
この曲も新しいアンセムになりつつあるのか、みんなで大合唱でした。
そして次にVlad The Impaler。
この曲は本当にライブ定番って感じで、中盤にはサージが「パワーをくれ!!」と言ってオーディエンスに飛び跳ねるよう指示したりしてました。
この曲で散々飛び跳ねたのですが、最後のFireがまだ残ってます。
Fireでは最後にオーディエンスを座らせてからのジャンプで、やっぱり1番盛り上がってました。
そしてFireが終わるとサージとトムがオーディエンスところまで来てくれました。
これで圧巻のKasabianが終了。
自分の人生で見たライブベスト5に入ること間違いなしの、圧倒的なものでした。
期待はしていましたが、その上を高く超えていくようなクオリティで、彼らの良さがまた更にわかった気がします。
次は是非フルセットで見たいので、クリマンには頑張ってほしいです。
彼らは今日レディングフェスでヘッドライナーを務めますが、前のライブをキャンセルしたのでサマソニ以来ってことになりますね。映像見れるのが楽しみ。
これにてサマソニのレポートは終了です。
今回は1日を1つの記事にまとめたのでかなり長ったらしいですね。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
11月にMuse、12月にはデクランの来日も決まって、今年もまだ色々記事は書けそうです。
暇があればまた遊びに来てください!!!
それでは、おやすみなさい。